シャチハタと朱肉印

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私達が暮らしている現代社会には、実に個性的な企業・会社があります。

そこで気になるのが、時として、会社や公式の場所で、
シャチハタと朱肉印を使う上での区別が曖昧な場合があるということです。

ある営業関係の会社では半ば慣例として、本社の上司から「お年玉」と称して、
現金の入りのご祝儀袋を持ってきてもらえたりします。

問題は金額の印字された書類の欄に受領印を求められた際、
単に会社内の経理で処理するものだと、実務上一見シャチハタでも問題はないように思われたので、
シャチハタで押印しようとしたところ、
「やっぱり、シャチハタではまずいでしょう…。」
と、注意されてしまいました。

それではなぜ、シャチハタだと問題があるのでしょうか?

それはシャチハタなどに代表されるスタンプ印は、押印して使っていくたびに、
どんどん形が変形していってしまいます。
すると書類に押印された押印が変形してしまう恐れがとても強いため、
公的な書類には特にご法度とされているためです。

シャチハタの従来のインキ浸透印にはインクに染料が使われているので、
時間が経てば経つほど薄くなっていき、最後には消えてしまうという点が、
朱肉との大きな違いでもあります。

その点では、朱肉は長期的に保存が利くように作られていますので、
ほとんど半永久的に保存が義務づけられてる公的な書類には、
やはり朱肉印が慣用的に尊重されているのです。

朱肉印は半永久的に消えない。
シャチハタは、最終的には消えてしまう。
その違いは大きいということですね。

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